40歳半ばをすぎた頃から、月経が不順となり、顔のほてり、手足の冷え、不眠、イライラ、頭痛などを訴える方がみられます。卵巣が機能を終え、女性ホルモンが低下する事でおこる更年期障害かもしれません。
内科的な病気がなく、原因不明の場合は当院でご相談ください。
問診、腹診などで患者様の症にあうように処方いたします。
女性ホルモンが低下する事によって起こる現象ですので、ダイレクトに女性ホルモンを補充する方法です。症状改善にはかなり有効です。
ホルモン補充療法(HRT)の有害性が騒がれたことがあります
内容はアメリカで心臓病治療に関する女性ホルモン(エストロゲン、プロゲスチン)の治療効果をみたところ、更年期障害症状の改善、骨折予防、消化器癌の発生予防効果は非常に強く認められた半面、脳卒中、乳がん、心臓発作の発生率の上昇が認められた、というものです。
この報告を受けての当院での見解を示します。
子宮ガン(頚部、体部)、乳がん、骨量検査を年一回、肝機能、出血傾向、コレステロールなどの採血検査を半年に一回、女性ホルモン採血検査を4ヶ月ごとに行い、女性ホルモン値を必要最小限に保ちながら、まず3年間のHRT 治療であれば問題は無いと考えます。
さらに3年以降の治療に関しましては、1年に一回の総検査の後、その後の治療継続はリスクを相談しながら決定させていただきたいと思います。
なお、若年女性の卵巣機能不全に対するホルモン治療は現在のところ問題はなしとされています。